和歌山県です!こちらは大阪府と奈良県に並んで 近畿地方になりますね。
紀州みかんは甘く、白浜は美しい。三重県に引き続いて、熊野古道の案内板を所々で見かけます。世界遺産登録もされている熊野古道は、熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社を詣でる道のこと。特にこれら3つの神社を総称して熊野三山と呼ぶようです。また、素戔嗚尊(すさのおのみこと)に仕える八咫烏が、初代天皇となる神武天皇を大和の橿原まで先導して導いたという信仰があり、したがって八咫烏も神様として祀られています。それでは、熊野三山を巡りましょう!
熊野本宮大社(田辺市)
こちらに辿り着くまではなかなかの山道であり、対向車には注意が必要。道中にはコバルトブルーとエメラルドグリーンが美しい川を見かけましたが、東に25㎞ほど進めば『瀞峡』という国特別名勝の渓谷があるので納得。瀞峡は遊覧船による渓谷下りもあるようですね!一人では寂しかったので今回は控えましたが、いつか絶対に行きます……!
さて今回は熊野本宮大社。主祭神は家都美御子大神(=素戔嗚尊)。
近くにある広い河川敷が無料駐車場として開放されています。本殿には、少し息を切らしながら石段を上っていき、到着です。手水舎には八咫烏が飾られていてカッコいい。
大斎原(おおゆのはら)(田辺市)
熊野本宮大社の旧社地です。熊野本宮大社から徒歩10分の場所にあり、案内板に従って向かいます。日本で一番大きい鳥居らしい!幅42m・高さ33.9m
産田社(うぶたしゃ)(田辺市)
大斎原までの参道の向かい側にあり、伊弉冉の荒魂を祀るパワースポット。三重県の産田神社と祭神が類似していますが、関連があるのでしょうか。
二つ目の熊野大社を目指して下山。。先ほどとは異なり人里って感じです。笑
熊野速玉大社(新宮市)
住宅街のなかにある神社。主祭神は熊野夫須美大神(伊邪那美(伊弉冉))と速玉之男大神(伊邪那岐(伊弉諾))。
駐車場が狭めですが、全体の敷地も広くないので拝観の回転も良いので何とかなるかな。熊野三山のうちでは、最も手軽に参拝できました。ここには八咫烏神社もあったので、こちらにも参拝。また、手刀男と言えば、天照が閉じこもった岩戸を開け放った神様ですね。(← 宮崎県の高千穂でも勉強しました!)